株の勉強 #10:【投資の心構え】「リスク」の本当の意味とリターンが比例する原則


📚 基礎知識・投資の心構え(1〜20)

No.10 リスクとリターンの基礎:投資の基本原則 (★ 初心者)

皆さん、こんにちは! 株の勉強ブログ、第10回です。

これまで、株の基本から市場の仕組みまで、準備知識を学んできました。いよいよ今回からは、「どういう心構えで投資に臨むべきか?」という、最も重要なテーマに入ります。

今回のテーマは、投資の根幹をなす考え方、「リスクとリターンの基礎」です。これを理解できれば、なぜ株式投資をするのか、その基本原則がはっきり見えてきます。


💡 1.投資における「リターン」とは?

「リターン(Return)」とは、投資によって得られる「見返り」や「収益」のことです。

第2回の記事で学んだ通り、株式投資における主なリターンは、以下の2種類でした。

  1. キャピタルゲイン: 株を安く買って高く売ることで得る売買益
  2. インカムゲイン: 配当金や株主優待など、保有し続けることで得る継続的な収益

投資家は、できるだけ多くのリターンを得ることを目指しますが、そのためには必ず「リスク」を負うことになります。


📉 2.投資における「リスク」の本当の意味

日常生活で「リスク」と聞くと、「危険」や「損失」をイメージしますが、投資の世界での「リスク(Risk)」は少し意味合いが違います。

投資におけるリスクとは、「収益(リターン)の振れ幅」のことです。

  • リスクが大きい(ハイリスク): 収益の振れ幅が大きい。大きな利益を得る可能性がある一方で、大きな損失を出す可能性も高い。
  • リスクが小さい(ローリスク): 収益の振れ幅が小さい。安定しているが、大きな利益は期待できない。

例えば、銀行預金は元本割れのリスクがほぼなく、リターンもほぼゼロです。これは「ローリスク・ローリターン」の代表例です。一方、新興企業の株は短期間で株価が数倍になる可能性がある代わりに、倒産リスクもあります。これは「ハイリスク・ハイリターン」の代表例です。


⚖️ 3.投資の基本原則:「リスクとリターンは比例する」

投資における最も重要な原則は、「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」という関係性です。

より高いリターン(大きな利益)を求めれば、必ずそれに見合ったリスク(収益の振れ幅)を負う必要があります。

✅ ここがポイント! 「ノーリスクでハイリターン」という投資は存在しません。もしそんな話があれば、それは詐欺の可能性が高いと疑いましょう。

私たちは、このリスクとリターンのバランスを自分の許容度に合わせて選ぶことが、投資戦略の基礎になります。

🏢 新卒社会人が考えるべきこと

新卒社会人の私たちは、基本的にこれから長い期間(数十年)にわたって投資を続けることができます。

  • リスク許容度: 若いうちは、多少のリスク(振れ幅)を負っても、時間をかけてリターンを取り戻すことができるため、比較的高いリスクを取っても良いとされています。
  • 投資目標: 早く資産を増やしたいのか、それとも安定的に増やしたいのか、目標に応じてリスクレベルを決めましょう。

📝 まとめ:投資の心構え

投資は「ゼロかヒャクか」のギャンブルではなく、「リスク」を理解し、その振れ幅をコントロールする活動です。

No.10の最重要ポイント簡潔な説明
リターン投資で得られる収益(売買益や配当金)のこと。
リスク投資における収益の「振れ幅」のこと(損失の可能性を含む)。
基本原則リスクとリターンは比例する。「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」の関係。
心構え自分に合ったリスク許容度を理解し、その範囲内で投資を行うことが鉄則。

次回は、リスクをコントロールするための具体的な手法である「No.11 分散投資の概念:卵を一つのカゴに盛るな」について学び、安全に投資を行う知恵を身につけましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました