💹 テクニカル分析(21〜40)
No.22 ローソク足の読み方:陽線・陰線・ひげの意味 (★ 初心者)
皆さん、こんにちは! 株の勉強ブログ、第22回です。
前回からテクニカル分析に入りましたが、その主役となるのが「ローソク足(ろうそくあし)」です。株のチャートを初めて見た人は、このローソクのような図形が何を表しているのか疑問に感じるでしょう。
今回のテーマは、このローソク足の基本的な構造と、陽線・陰線・ひげが持つ意味を理解することです。これが分かれば、チャートが「市場の心理」を語っていることが見えてきます。
💡 1.ローソク足の基本的な構造
ローソク足は、特定の期間(1日、1週間、1ヶ月など)における株価の動きを、たった一本の図形で表したものです。一本のローソク足には、以下の4つの価格情報が含まれています。
| 価格 | 意味 |
| 始値(はじめね) | その期間の最初に付いた価格。 |
| 終値(おわりね) | その期間の最後に付いた価格。 |
| 高値(たかね) | その期間中の最も高い価格。 |
| 安値(やすね) | その期間中の最も安い価格。 |
ローソク足は、この4つの価格情報と、「始値より終値が高かったか安かったか」によって、「実体(じったい)」と「ひげ」の2つの部分で構成されます。

📉 2.陽線と陰線:「実体」が示す意味
ローソク足の太い部分を「実体」と呼びます。実体は、その期間の「勢い」と「勝敗」を表します。
| 種類 | 色(一般的に) | 意味(勝敗) | 実体の構造 |
| 陽線(ようせん) | 赤または白 | 買い方が優勢(勝った)。 | 始値より終値が高い。 |
| 陰線(いんせん) | 青または黒 | 売り方が優勢(勝った)。 | 始値より終値が安い。 |
- 陽線: 実体が長ければ長いほど、その期間は力強く上昇したことを意味します。「買いの勢いが強かった」と読み取れます。
- 陰線: 実体が長ければ長いほど、その期間は力強く下落したことを意味します。「売りの勢いが強かった」と読み取れます。
🧠 3.上ひげと下ひげ:「ひげ」が示す意味
ローソク足の細い線の部分を「ひげ」と呼びます。ひげは、実体にはならなかった、その期間の**「迷い」や「抵抗」**の跡を示します。
1. 上ひげ(高値を示した部分)
上ひげが長いということは、一時的に価格が上がったものの、最終的に売り圧力に押され、押し戻されたことを意味します。
- 心理: 「この価格帯では売っておこう」という売りたい人たち(抵抗勢力)が多かったと読み取れます。
2. 下ひげ(安値を示した部分)
下ひげが長いということは、一時的に価格が下がったものの、最終的に買い圧力に支えられ、引き上げられたことを意味します。
- 心理: 「この価格帯なら安いから買っておこう」という**買いたい人たち(支持勢力)が多かったと読み取れます。
🏢 読み取りの例
例えば、実体が短く、下ひげが非常に長いローソク足が出現した場合、それは「一時的には大きく売られたが、最終的には買い手が戻ってきて価格を押し上げた」ことを示し、「底堅さ」や「反転の可能性」を暗示します。
📝 まとめ
ローソク足は、たった一本でその期間の市場参加者の心理と攻防を教えてくれる、テクニカル分析の最も重要な要素です。
| No.22の最重要ポイント | 簡潔な説明 |
| 陽線(赤) | 始値より終値が高い(買い優勢)。実体が長いほど上昇の勢いが強い。 |
| 陰線(青) | 始値より終値が安い(売り優勢)。実体が長いほど下落の勢いが強い。 |
| ひげ | 実体になれなかった価格の跡。長いひげは、その方向に強い抵抗があったことを示す。 |
| 分析 | 陽線・陰線・ひげの組み合わせから、市場の心理や次の動きの予兆を読み取る。 |
次回は、ローソク足の応用編として「No.23 3つのトレンドの定義:上昇・下降・レンジの判断」を学び、株価がどちらに向かっているのかを判断する方法を身につけましょう!

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