💹 テクニカル分析(21〜40)
No.24 ゴールデンクロスとデッドクロス:売買サインの基本 (★★ 初心者〜中級)
皆さん、こんにちは! 株の勉強ブログ、第24回です。
前回、移動平均線(MA)が株価のトレンドを示す強力なツールだと学びましたね。今回は、その移動平均線を複数本組み合わせることで現れる、テクニカル分析で最も有名な「売買サイン」について解説します。
今回のテーマは、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」です。これらは、株価の転換点を示す重要なサインとして、多くの投資家が注目しています。
💡 1.ゴールデンクロスとは?(買いサイン)
ゴールデンクロスとは、「短期移動平均線が、長期移動平均線を下から上に突き抜ける」現象のことです。

🏢 意味と解釈
- 短期的な勢いの上昇: 短期的に株を買う勢い(短期線)が強まり、
- 長期的な平均を上回る: 長期的な平均株価(長期線)をも上回ったことを示します。
この状況は、「直近で株価が上昇しており、その勢いが今後も続く可能性が高い」と解釈され、「買いサイン」として注目されます。
✅ ここがポイント! ゴールデンクロスは、上昇トレンドへの転換、または上昇トレンドの継続を示唆する強いサインとされます。

📉 2.デッドクロスとは?(売りサイン)
デッドクロスとは、ゴールデンクロスとは逆に、「短期移動平均線が、長期移動平均線を上から下に突き抜ける」現象のことです。
🏭 意味と解釈
- 短期的な勢いの下降: 短期的に株を売る勢い(短期線)が強まり、
- 長期的な平均を下回る: 長期的な平均株価(長期線)をも下回ったことを示します。
この状況は、「直近で株価が下降しており、その勢いが今後も続く可能性が高い」と解釈され、「売りサイン」として注目されます。
✅ ここがポイント! デッドクロスは、下降トレンドへの転換、または下降トレンドの継続を示唆する強いサインとされます。
🧠 3.ゴールデンクロス・デッドクロス活用時の注意点
ゴールデンクロスとデッドクロスは非常に有名で強力なサインですが、万能ではありません。活用する上での注意点を知っておきましょう。
1. ダマシ(偽サイン)に注意
- 現象: ゴールデンクロスが出たのにすぐに株価が下落したり、デッドクロスが出たのに株価が上昇したりする「ダマシ」が発生することがあります。
- 原因: 短期的なノイズや、市場参加者の思惑が複雑に絡み合うためです。
- 対処法:
- 他の指標と組み合わせる: 移動平均線だけでなく、出来高や他のテクニカル指標(RSIなど)も合わせて確認しましょう。
- 長期のMAを重視: 期間の短いMA同士のクロスはダマシが多く、より長期のMA同士のクロス(例:25日線と75日線)の方が信頼性が高い傾向があります。
2. 後追いサインであること
- 現象: ゴールデンクロスやデッドクロスは、既に株価がある程度動いた後に発生する「後追い」のサインです。
- 対処法: 完璧なタイミングを狙うのではなく、トレンドの方向性を確認するための指標として活用しましょう。
- レンジ相場では機能しにくい: 株価が一定の範囲で上下を繰り返す「レンジ相場」(トレンドがない状態)では、頻繁にクロスが発生しやすく、有効なサインとして機能しにくい傾向があります。
📝 まとめ
ゴールデンクロスとデッドクロスは、移動平均線を使った株価トレンドの転換点を見極めるための基本的なサインです。
| No.24の最重要ポイント | 簡潔な説明 |
| ゴールデンクロス | 短期MAが長期MAを上に抜く → 買いサイン(上昇転換) |
| デッドクロス | 短期MAが長期MAを下に抜く → 売りサイン(下降転換) |
| 活用時の注意 | ダマシがあるため、他の指標と組み合わせたり、長期のMAを重視したりする。 |
| 制限 | 既に株価が動いた後の後追いサインであり、レンジ相場では機能しにくい。 |
次回は、テクニカル分析の基本中の基本であるトレンドラインの引き方と、トレンドの判断方法について「No.25 トレンドラインの引き方:上昇・下降・レンジの判断」を学びましょう!

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