株の勉強 #25:【チャート分析の基礎】トレンドラインの引き方と3つのトレンド判断


💹 テクニカル分析(21〜40)

No.25 トレンドラインの引き方:上昇・下降・レンジの判断 (★★ 初心者〜中級)

皆さん、こんにちは! 株の勉強ブログ、第25回です。

移動平均線でトレンドを判断する方法を学びましたが、チャートの視覚的な情報を使って、もっと直感的にトレンドを把握する方法があります。それが「トレンドライン」を引くことです。

今回のテーマは、「トレンドラインの引き方」と、それによって株価が「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ相場」のどれにあるのかを判断する方法です。チャート分析の基礎として非常に重要なので、しっかり学びましょう!


💡 1.トレンドラインとは何か?

トレンドラインとは、チャート上の安値同士、または高値同士を結んで引く直線のことです。

  • 役割: 株価の「方向性(トレンド)」を視覚的に明確にし、そのトレンドがどこまで続くか、あるいはどこで転換するかを予測する手がかりとなります。

🏢 トレンドの種類とラインの引き方

トレンドは大きく3つの種類に分けられます。

  1. 上昇トレンド(アッパー・トレンド):
    • 定義: 安値と高値が、それぞれ切り上がりながら推移している状態。
    • ラインの引き方: 少なくとも2点以上の安値同士を結んで引きます。この線を「支持線(サポートライン)」と呼びます。
    • 意味: 株価がこの支持線に近づくと反発しやすく、「買いたい」という勢力が支えていることを示します。
  2. 下降トレンド(ダウン・トレンド):
    • 定義: 安値と高値が、それぞれ切り下がりながら推移している状態。
    • ラインの引き方: 少なくとも2点以上の高値同士を結んで引きます。この線を**「抵抗線(レジスタンスライン)」**と呼びます。
    • 意味: 株価がこの抵抗線に近づくと反落しやすく、「売りたい」という勢力が押し返していることを示します。
  3. レンジ相場(ボックス相場):
    • 定義: 株価が一定の範囲(ボックス圏)内で上下を繰り返しており、明確な方向性がない状態。
    • ラインの引き方: 上限の高値同士と、下限の安値同士をそれぞれ結んで水平な線を引きます。
    • 意味: 上限が抵抗線、下限が支持線として機能し、この範囲内での売買が中心となります。

✅ ここがポイント! トレンドラインは、**株価の「勢いの方向」「節目となる価格帯」を教えてくれる!


📉 2.トレンドライン活用時の注意点

トレンドラインは非常にシンプルで強力なツールですが、いくつか注意点があります。

1. 2点以上で引く

  • 信頼性: トレンドラインは、最低2点(安値または高値)を結んで初めて引けますが、3点以上で支持・抵抗されている場合の方が、そのラインの信頼性は高くなります。
  • ダマシへの注意: たとえ複数の点で支持・抵抗されていても、必ず機能するとは限りません

2. 角度と傾き

  • 急な角度: 急角度のトレンドラインは、トレンドの勢いが強いことを示しますが、長続きしにくい傾向があります。
  • 緩やかな角度: 緩やかな角度のトレンドラインは、より持続性のあるトレンドを示唆することが多いです。

3. 破られたらトレンド転換のサイン

  • 重要性: 引いたトレンドラインを株価が**明確に上抜け(上昇トレンドの抵抗線を突破)たり、下抜け(下降トレンドの支持線を割る)たりした場合、それはトレンドが転換するサインである可能性が高いと判断されます。

🧠 3.トレンドラインと移動平均線の組み合わせ

前回学んだ移動平均線とトレンドラインは、非常に相性の良い指標です。

  • 相乗効果: 例えば、移動平均線が上向きで、かつ上昇トレンドラインも機能している銘柄は、より信頼性の高い上昇トレンドと判断できます。
  • 複合的な判断: どちらか一方だけでなく、両方を確認することで、ダマシのリスクを減らし、より精度の高い判断ができるようになります。

📝 まとめ

トレンドラインは、チャートに線を引くだけのシンプルな作業ですが、株価の方向性や転換点を読み解く上で非常に役立つ基本スキルです。

No.25の最重要ポイント簡潔な説明
トレンドライン安値同士 or 高値同士を結び、株価の方向性を視覚化する線。
上昇トレンド安値を結ぶ「支持線」。右肩上がり。
下降トレンド高値を結ぶ「抵抗線」。右肩下がり。
レンジ相場高値と安値がそれぞれ水平線で引ける、方向性のない相場。
活用他の指標と組み合わせ、ラインのブレイクアウト(突破)をトレンド転換のサインとして注目する。

次回は、トレンドラインの応用編として「No.26 支持線と抵抗線:価格の節目と反発・反落ポイント」を学び、具体的な売買ポイントを見つける方法を深掘りしましょう!

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