📚 基礎知識・投資の心構え(1〜20)
No.15 投資を始める前の家計の見直し:生活防衛資金の確保 (★ 初心者)
皆さん、こんにちは! 株の勉強ブログ、第15回です。
これまで投資の基本や、リスクを減らすための手法を学んできました。しかし、株の購入を始める前に、絶対に確認しておかなければならないことがあります。それが、「家計の健康診断」と「生活防衛資金の確保」です。
今回のテーマは、安定した投資生活を送るための土台作り。もしもの時に投資資金を引き出す必要がないよう、自分の経済状況を盤石にする方法を学びましょう!
💡 1.なぜ投資の前に家計の見直しが必要なのか?
投資は、「失っても生活に困らないお金」で行うのが鉄則です。この鉄則を守るためには、まず自分の家計状況を正確に把握する必要があります。
1. 無理な投資を防ぐ
家計が不安定な状態で投資を始めると、急な出費(病気、冠婚葬祭、転職など)が発生した際に、株価が下がっているにもかかわらず、投資資金を引き出さざるを得なくなります。
この状況は「損切り」ではなく、「強制的な損失の確定」につながり、長期的な資産形成を妨げます。
2. 投資効率を高める
毎月の収入と支出を明確にすることで、「いくらまでなら無理なく投資に回せるか」がわかります。無駄な支出を削減できれば、投資に回せる金額が増え、資産形成のスピードも上がります。
✅ ここがポイント! 投資資金は、「当面使う予定のない余裕資金」から捻出することが大前提です!
💰 2.最優先事項:「生活防衛資金」の確保
投資を始める前に、何よりも優先して準備すべきなのが「生活防衛資金(せいかつぼうえいしきん)」です。
🏢 生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、病気や失業、災害など、緊急事態が起こったときに、あなたの生活を守るための資金のことです。
- 目安額: 一般的に、月々の生活費の6ヶ月分〜2年分が目安とされています。
- 新卒社会人の方や安定した会社員の方は、6ヶ月〜1年分を目安にすると良いでしょう。
- 例:月々の生活費が20万円の場合、120万円〜240万円。
- 保管場所: いつでもすぐに引き出せるよう、銀行の普通預金口座など、流動性の高い場所で保管します。絶対に投資に回してはいけません。
この防衛資金が確保されていれば、市場が暴落したときでも「生活のために売らなきゃ!」と焦ることなく、長期的な視点で投資を続けることができます。
⚙️ 3.家計の見直し3ステップ
家計の見直しは、以下のシンプルな3ステップで行いましょう。
- 収入・支出の把握: 家計簿アプリやスプレッドシートを使い、まずは3ヶ月分の収入と支出を漏れなく記録し、「何にどれだけ使っているか」を正確に把握します。
- 無駄な支出の削減: 把握した支出の中から、削減可能な項目(通信費、サブスクリプション、保険料など)を見つけ、削減を実行します。
- 貯蓄と投資のルール化: 削減で生まれた余裕資金を、「防衛資金への貯蓄」と「投資資金」に振り分けます。給与が入ったらすぐに貯蓄・投資に回す「先取り貯蓄・投資」**の仕組みを作ると効果的です。
📝 まとめ
投資の成功は、株選びよりも「生活基盤の安定」にかかっています。
| No.15の最重要ポイント | 簡潔な説明 |
| 投資の鉄則 | 「当面使う予定のない余裕資金」で行う。 |
| 最優先事項 | 生活防衛資金(月々の生活費の6ヶ月分〜2年分)を普通預金で確保する。 |
| 防衛資金の役割 | 緊急時に備えることで、株価暴落時でも投資資金を売却せずに済むようにする。 |
| 家計の見直し | 収入・支出を把握し、無駄を削って投資に回せる余裕資金を増やす。 |
次回は、投資の成績を大きく左右する「No.16 投資におけるメンタルコントロール:感情との付き合い方」について、精神的な準備を整えていきましょう!

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